稽古日誌

【稽古日誌】2021/7/14 喜多健介/容原静

状態は良い。
呼吸。
私を発露する。
マジカルバナナで相手に合わせる、軽い意味で。呼吸を続けたままやらなければ。数字飛ばしは座っているだけの人だった。何かやりたいことはなかったか。
朗読はひかりちゃんと椿ちゃん。
今日は二人を引き出すことを考えた。
ひかりちゃんは最初の呼吸をやれたら外からは良かったが、彼女にそこまで伝えられなかった。演出力不足。
椿ちゃんとは対話しなかった。技術的な指導は聡生さんがしている。僕は彼女の心が躍動するような演出をしたい。たじろいでしまうが、彼女と口喧嘩できる私になりたい。そして自分から躍動しなければ、良い芝居は出ないからこそ、自然と突き放した。このやり方ももっと上手くできた。
公演稽古は自分との戦いだった。自分対周り。一番成長するを選ぶ。
結果的には役者として周りを見るためには舞台に立つしかない。対話とはただ話すだけではない。向き合うこと。
呼吸するとセリフは話せない。それを自分の中でどう落とし込むかで何もできなかったが、できるようになった。それが一体どういう効果があるかを探りたい。
役を創るためには役者としての目を鍛えなければただとっ散らかるだけになる。如何に短期間で感性を鍛え上げられるか。
役者なんて目指したことなかったのに、役者でいる為のフェーズが高まっている。どうしてこんなことになったか。流れだ。
演出としてどうするかも考えていかなければならない。僕は遅行性だ。
僕は見劣りなどさせない。主要な魂はまだ上がってこない。自分の中で上がってくるかも闘い。脚本を変えるのが一番簡単だが、演出として勝負するのも一興だ。むしろその縛りをつけて、演出としての眼を鍛えたい。才能を開花させるとき。
逃げない。弾かせない。真っ向勝負する。それを創成する。