稽古日誌

【稽古日誌】2021/7/8 喜多健介/容原静

*稽古前
休みはふにゃふにゃしていた。変な縛りを抜いて、ふらっとした私が立っている。
何事も無理せず積み上げられるものを積み上げることを意識する。足りなければ、それに足るものを蓄積させる努力をする様に、自然で健康的な体制に切り替えようと思う。今この場所で私が出来ること。できなければできるような環境を求めるように。

*稽古
・体調
少し疲れているが、普通の疲れ。テンションで誤魔化さないと得られる疲労だ。

・アップ
仕事で遅くなったので、体幹と発声を少し。久しぶりだったので、とりあえずまぁ、声を出せる程度に調整する。

・マジカルバナナ
休み前よりはできている感覚。まだ少し乗り切れていないところがある。

・数字飛ばし
聡生さんがアップの時からぐわらぐわらと勢いよく行動をとる。他のみんなはアクションッって感じで動かない。動いてもいいのにと常に思う。みんなは何が目的か。自分は何が目的か。この稽古で確実に何かを得るために動いているか。
自分は無理せず稽古に入っていこう、劇団の空気をしっかり吸い込もうと今日の稽古に臨んだ。無理はしない。
稽古でできたではなく本番で最大限能力を出すため。お客さんの前で大暴れするため。そのために自分が挑戦できることに挑戦。そのために今、変なプライド等でその挑戦を止める作用を全て遮断したい。その過程で痛えなとか辛いなとかあるけれど、自分の調子と比較してどこまで攻めるか常に考えていきたい。

・朗読録音
今日は椿ちゃんとひかりちゃん。
■椿ちゃん
自分の中で何かをやるが芽生えてきた。
周りに対して何を与えているか、そして与えられたか。これからは何かに対してのアクションの結果を意識して頂こう。

■ひかりちゃん
以前の課題が解消されている。強し。
今日は今のエリアで別パターンを味わって頂こうとした。僕自身としては彼女をさらに上へ、強く導く力を意識しても良かったのかもしれないが、今日はそういうルート。
録音したやつを聴くと、うぉー、もどかしいと思った。もっと、伸びるやん、この子って思った。成長させたい。協力したい。

・公演稽古
■本読み
新しい台本。本読み。
みんな探りながら。
これから始まるぞい。
どうなることか。
色々あるから、色々やっていく。

・そのたー
まだ休みの感覚が残っている。少しずつ演劇スタンスに傾けていく。