〜狩野彩花の劇団天文座手記 第3回〜
今回は初舞台となった…
「DAWN OHORUS」(ドーンコーラス)
社員C・アナウンサー
天文座ではお馴染みの桃谷倉庫で初舞台を踏みました
3月18・19日で7ステージ
ゲネプロをあわしたら8ステやりました
前回お話した「巡り星」よりセリフ量も増えました
約1ヶ月あるかないかで作った作品
しかし、トラブルはあるよね
社員Cは前半と後半でキャストが変わるはずだった
自分は前半パートにアナウンサーの兼役だったが…
「創造主」って役がありまして、やるはずだったその人が通しの1週間前に劇団を辞めて後半パートをしてた劇団員がその役になった
だから、自分は社員Cの後半パートも急遽出ることになった
後半はアナウンサーだけだって思ってたから少し焦ったが…
通しの日(公演1週間前)
台本を持たずにやりきる事ができた
1月公演の頃からの成長した事、セリフ覚えができていることに感動した
手術してから覚えることが苦手で暗記とかは特にだったのに!
これのおかげで自信を持てたのは事実だ
それから、公演までの間のシーン稽古では色々とあったね笑
1つ目は琢磨さんの星屑とのシーン
ト書きでは「千円札を取り出す」とあった
それを受け取らないのが星屑
自分も渡す物があればいいと思い、その時にずっと持っていたカードを出していた
それは…
「映画刀剣乱舞-黎明-
ファーストキッチンコラボの
山姥切国広のカード」
キレイに保存するために袋に入れていたからそれを出したら…
星屑が受け取って社員Cはハケた
星屑の一人語りの時に中身を開けたみたいで…
劇団員で推しを語り合っている柊里奈ちゃんが中身がわかって見た時とかに「キャー」って悲鳴が裏にいたけど聞こえてきた事は覚えている
そのシーンが終わって琢磨さんに開けたけど大丈夫だった??ってめちゃ聞かれたね
開けて大丈夫ですよと答えてはいたけど、森本さんにめちゃ開けたことを言われてたな笑
もし、開封してない状態やったらどうするん・価値があるやつかもしれないのにって言ってた
そこで、隠してはいなかったけどオタクというのが劇団全体に浸透した感じはあるよね
2つ目は森本さんの代行者とのシーン
初めての一人台詞の後に代行者がやってきて話すというシーン
途中に慣れてきたのか、森本さんが幕に隠れて振り向いたら首だけしか出ていないや姿は見えないけど声がする何て事があった
やる意味はあったと思う
森本さんから見て慣れてきたからいつもしない事をしたら変わると思ったからと言われた
それがきっかけで初舞台だから頑張らなきゃ!っていう緊張はなくなったよね
稽古中もずっと緊張してる感じだったから…
そして、公演当日の話
スゴく印象に残っているのをいう!
1.星屑と社員BCDが居酒屋で飲み会シーンで星屑が洗濯機男をするのがあるんですけど…
社員Dの人に「君も洗濯機女をやってみてよ」って言われたんです!!
1日目のどこかでアドリブをぶっ込まれました
アドリブが飛んできた時は冷や汗かいたと思います
めちゃゾッとしましたもん
その時に公演になるとアドリブぶっ込む先輩怖ってなりました
どうにか物語を進めてする事なく進みました
今だったら、あのアドリブに答えられたのかな?って少し思ったり笑
2.2日目の1ステ目
高校の演劇部の人たちがきてて定員オーバーでいつもの声だと後ろの人に聞こえないかもってなりいつも以上に声を出したら…
喉を潰しました〜残り3ステあるのに
1ステ終わって話そうと思ったら声がカスカスで出ないってなって近くにいた劇団員が…
「狩野さんも喉を潰しました」って言ってくれた
1日目に森本さんに里奈ちゃんも潰していたのでみんな満身創痍で公演していた
3.これは喉を潰した事による発見!
大千秋楽で星屑との2人のシーンでの事
2日目の最初に声を潰した音域からだんだん下げてやっても潰していき…
最後の時はスゴく低い声が出た
そしたら、星屑に2度見どころか4度見くらいされたね
自分がセリフを言ってる時に袖の方から
「えっ?」って誰かの声が聞こえてきたのをスゴく覚えている
公演後にみんなに聞いたら、めちゃエロい声をしてたみたい笑
無意識で喉を潰して追い詰められた状態で出た声だからだ
今でもこの時に出た声を出せるように努力をしている
「声の低い女性は珍しいから武器になる」
ってその時に言われたからね
長々と書いたけど、初舞台の思い出はこのくらいかな??
めちゃ印象に残ってる事だけ書いた
書こうと思えば書けるがあまり覚えていないのが真実
上に書いたことが印象強すぎて笑
ではでは、今回はここまでです!
次は辻合直澄さんの卒業公演の話
これは色々と伝説を残したよね〜
本当に色々と…ね笑
この話は、また次回に書きます!
それではまたぁ…よろしくです!