⭐️稽古前だよー
何をやっていくか、だ
やるかだ!
話す。アクション!!
考えるな、感じろ!!
頭で描くことにより過ぎとるよ、ちゃうちゃう。擦り寄るな、生き様見せろ。そやねん、それよ。わしは格好つけれんし、無謀やしはちゃめちゃやん、忘れたらあかんね。オーライ。
〈ピンと来る。劇団員ではない。昨日のエチュードは座る場所を迷子とさせていた。野球だ。私は舞台上でも野球をやっている。周りはボール、ピッチャー、バッター、ベースその他その他。私もまた。私の捌きの真髄は其処にある。私の中でこの時にこれをすればという理論があるが、まだ瞬時に引き出せるほど実地検証が済んでいないから、ああいう風にうおわーってなるんやろう。〉
■稽古■
⭐️体調⭐️
身体は疲れているが、姿勢はしっかり作ってきた。
⭐️アップ⭐️
昨日より早く着く。しかし準備に時間を取る。準備しながら発声をしようとしたが、まだ始め時ではないと辞める。
発声はできる限り声の大きさ、聴き取りやすさ、震え具合のバランスが良くサイズが大きい発声ができた。しかし少し周りの目を気にしている。
体幹は身体が疲れながらもできる範囲でやろうと心がけた。
⭐️マジカルバナナ
失敗を恐れないことを心がける。今までで一番向き合う体勢としてはよかった。やりきれない自分が輪に入っていたと思う。
⭐️数字飛ばし
視野は広くても情報を獲得する意思が低いため、誤受信が多かった。想像だけでなく、情報を掴む意思。脳みそをもう少し使える。
新しい設定をする。20までで同じ人には飛ばさず、次のセットに行くとリセット。効果は一つの骨組みを軸に動く風景、つまり数字飛ばしの様子をクリアに見れていた。
⭐️朗読
演出する。伝えたらいいなと演者のスピードが違う。彼らの視座に如何に訴えるか。書きながら気づく。マジカルバナナや数字飛ばしで鍛えている神経を擁して演出に伝えようとする意識が芽生え始めている。
ひかりちゃんは朗読としてすんなりとした部分は合格しているため、その要素を過去にして今何が出来るかを期待した。与えた条件的にすんなりと高質な芝居はできない。しかしそれでもできたならば、役者として強い。強くなって欲しいな。
椿ちゃんは様々なモノに対するレッテルによって演技が構成されており、それによって芝居の魅せ方が硬直している。今回の朗読は難易度が高いが、セリフとして話せるレベルまで登って欲しい。彼女の中でセリフはこう、台本はこうというレッテルもあるので、僕側からも提示しながら彼女の中で判断し、少しずつ役者の感性を磨いて欲しい。
以上容原静さんの意見でした〜。
⭐️エチュード
いのちゃんのレベルが上がっている。勢いでは間違いなくトップランナーである。
自分はソフトバンクの松田のようにやろうと心がけた。マジマジマジ。
結果は勢いはあり。しかしただ相手を巻き込んでいない。自分のアクションはできていた、かは知らん。ただやった。できたならば、それ以上に手を伸ばせたら尚視野が広がると思う。アクションにしてもアクションのきっかけに対するセンスが不器用だ。不器用なりに頑張るか、整えていくか。それとも心から気づくか。
⭐️ダンス練習
振り付けを覚えるのは苦手。頭に入らない。身体で覚えんと。
⭐️シーン稽古
一発ギャグ。いっぱい見た。
いのちゃんが強い。勢いにみんな押されている。勢いに騙されてはいけない。いのちゃんの覚醒に付き合いすぎては自分の芝居が消える。空気感に付き合うだけではないアプローチは存在する。
いのちゃんが急激に成長したことで、全員が自分に問いかけざるを得ない。私は本当に今、役者できていますかと。今日の僕も彼女に恥のない表現者、役者、演出家として演技をした。置いていかれてはいけない。みんな負けてほしくない。全員で大きく成長していこうな。
今日はひかりちゃんにもライト。彼女は今日も扱かれたが、まだまだ開くことができるなと感じた。彼女が今日開いた方程式はいのちゃんの下位互換に近い? わからん。しかし彼女なりの開き方は存在するなと見ていて思った。誰も人のマネをできない。みんな、自分だ。なんていうか、裸になるのに甘えは許されないなと感じた。当たり前やね。アイコラのように自分の顔を他人の裸に張り付けても自分は裸になっていないから(なんの話やねん。まじ)
まっ、全部少しずつやね。焦るな。負けるな。今此処に生きてるんやで。ほんまやで。
⭐️総括
今日はマジ昨日と反転させた。ダンスまでは良かったが、ダンスは身を入れていなかった。こいつマジ馬鹿やろう。最後までしっかりやり切りなさい。椿ちゃんにもみんなにも失礼やぞ。なりより自分の覚悟を台無しにしてる。
今日の姿もまた一つの土台。自分の引き出しの中に収める。
明日は何をしようか。別の姿に挑戦する。今日は突出と切り取りの側面が強かった。明日は渦と雷光でやろう。
まだまだ余白がある。もっと自分を活性化できる。俺はなんで馬鹿野郎だ。自分でアホみたいに呟いとる。
文章の表し方でも性格が出る。今日で3日目だが、3日で性質が違うように見えるのではないかと思う。
よく頭の芝居になってると個々にダメ出しされている場面に天文座では目にするが、彼らの文章はやはり頭で考えているのでは?と今回結構ぐわーで攻めると思えた。格好つけたり、自分を隠す。それも結構だが、人には色々な面がある。裸になって舞台に立つ。できるモノには簡単だが、できないモノには困難な挑戦。理性的思考の外に答えはわははと笑っているモノだ。僕のやり方はどう見えているのか知らないけれど、僕の眼差しはそう思う。そしてどうなろうとも僕は僕で生きていく。イキザマー。
一番リアルで生きていくスピードを舞台仕様にする。足りない部分を理性で誤魔化すのではなく、補う。僕もそれを心がけなあきまへんな。