稽古日誌

【稽古日誌】2021/7/31 喜多健介/容原静

稽古前
脚本かくるん。

稽古
脚本書くるん。印刷するん。
やるん。読むん。
みんなの感想いただくのん。
正直暗い。スピード感がない。目的はそこになかった。自分のテンポの域を出なかった。
今この場でやる意味。私たちがやる意味。着眼点がまだそこへ行けていない。自分のべろべろ脚本。ゴミだコレは。
しっかり届けるところまで持っていく。脚本家として始まったばかり。年齢は重なる。時間は減っていく。やることをやっていくの。
むきあってみつめること。考えること。話すこと。
僕は演劇を始める際の志望動機は自分に近づけるようにだった。
天文座に入団するにあたって重視したのは自分が演劇人として行為を重ねることだった。
これから何度も傷つくだろう。それでも私は私であり続けて、書こうと舞台に立とうとやっていきたい。やれたらいいと思う。
そんな自分を応援している。