稽古日誌

【稽古日誌】2021/7/9 喜多健介/容原静

■稽古前
時間を大胆に使う感覚。有限な人生。大胆に使わなければできないこと。選択を有意義に使えればいい。

役者は身を斬ってする仕事と座長は云う。そのことについて自分の身を振り返らせる毎日。

何を今日わたしはするかを考える。今日のテンションで得られること。挑戦できること。アクションと課題に自覚的に。

■稽古
・体調
昨日と同じ。無理にテンションはあげない。

・アップ
遅めにくる。今の自分には1時間20分ほど必要。今日も体幹も発声を少し。気持ちや台本の読み込み、体操はできなかった。
過去の源泉で使えるエネルギーがあるなと気づく。どんどん増やしたい。

・朗読録音
今日も昨日の二人に。
・椿ちゃん
舞台は魔法。誰しも理由がある。彼女が自分の理由を大きく表現できるように。何を渡すことができるのか。伝えることができるか。与えることができるか。毎日考えて挑戦している。そして意固地にならないこと。目の前に向き合うこと。
彼女も魔法を持っている。いつか、みたい。

・ひかりちゃん
今日はやってもらった。わたしから何かを渡すことはしなかった。着々と時間が進む。その中で研鑽されていく。感情がはしるなら。それが次のテーマかな、と思う。急ぎすぎだろうか。どうなんだろうか。

●マジカルバナナ
やはりクリアー感は増してる。反応はできるが、頭が回っていない。頭を瞬時に巡らせるか。その為に何ができるか。考えてみよう。感じてみよう。

●視線飛ばし
目と首をあまり使っていない自意識。
ハサウェイの映画をみたとき、エンドクレジットで人生で一番目使ってるやんって感覚あったんで、それを使えるかなと思ったが、今日はできんかった。つかいたい。

●公演稽古
本読み。めっさ早く。エネルギーはこれぐらいかもっと。その上で色々とやれたらええなと思う。
怖い台本らしい。そうやけども、皆の様子を見て学ぶ。全員で作る舞台。その中にいるわたし。

今回の目的はなにか。問いかけ。わたしは何をするか。人とのコミュニケーション。私は自分がしたことの結果で語りたい。語るにふさわしく挑戦したい。それをすると言い終わりたいのかな。わからん。

話を聞く。伝える。今のエネルギー。人生の意義。

・その他
文章を構成する神経が麻痺している。まだ、創作に対する感覚は眠っている。
起こさないとね。そうだね。