稽古日誌

【稽古日誌】2021/7/19 喜多健介/容原静

稽古前
休んだ日々。ぼーと。
震災の本を読んでる。稽古以外の役等の蓄積を始めた。
演技に対してもう少しフラットになる。今はこのセリフは掴める掴めないで考えているが、自分がただ生きている人としての感覚として事象を捉えたい。

稽古
アップ
久しぶり。身体は固い。発声を少し体幹も。
意固地にならず熱中する感覚。生きている感覚でただやる。
tictokのダンス。憶えることに忌避感、ダンスに対して。苦手意識が少なからずある。自分の性格。
やるならもっと与えられたりするやどね。そうなるね。

マジカルバナナ
名前の段落が飛び抜けたりする。本番と同じなら自分が何をできて、できていないか。俯瞰的な視線と切り離して感じる。ほわほわ。

数字飛ばし
先週意識していたことはやれない。今何をしようとしているか感じる。自分の中の視線を感じながら。
ただ経過するではなく意思の提示。そこまでもっていきたい。

朗読
ぴんさんは初めて読むので聴いていた。背中の裏側から身体が動く朗読をしてもらいたい。
椿ちゃんは無理せずにやること。やっていく中で出来ないことに対して出来るように進める為に技巧は存在することを伝える。技巧が前に出るのが芝居ではないから。

公演稽古
役等を決める。出るところで頑張ろう。
その場に合わせてやりたいこと。やれること。拾えること、拾わないところ。無視すること。ただ生きていたい。懸命に。その感覚にはまだ程遠い。成し遂げたいと思う。
無理ではなく自然とやり切ったと思える段階まで自分を持っていきたい。
積み上げることが多いなと思う。
まだ疎外感だけ。疎外感に加えて意固地になる等産まれそう。
どうでもいいなと思いがちなので、やはりどうでもええなが先行する。聞いていると自分のことを考え始める。そこで何か自分でも始めての思いが起きたらええなと思う。
短い時間で何かが起こるわけではない。それなのに心に少しだけ新しいなにか。
きたいしております。