稽古日誌

【稽古日誌】2021/7/2 辻合直澄

アップ
姿勢を気にすることを中心にやってた。姿勢が悪ければいい発声も動きにも繋がらないので意識を強くした。今回だけでなく毎回意識。

マジカルバナナ
久しぶりに負けるかもしれない緊張感と闘いながらやってた。気を抜いたらやられるのがヒシヒシと伝わる。楽しかった。やっぱり何事も勝負してる感覚が1番生き生きできる。

エチュード
思考のフィルターが一枚あるのがわかった。これをとらないと頭で芝居する日になってしまう。思いついたこと、身体からを意識。
今日のエチュードはどの回も様子を見過ぎていた。お題を素直に受け入れたらステレオタイプになるものがあって先がわかるエチュードばかりしてた。ステレオタイプで終わるのがめちゃくちゃ悔しい。自分のストーリーを進めることが今日は出来なかった。エチュードをする時、自分の思いついた世界を瞬時に出せる時は良い芝居が出来る日。身体からいけてる。
その感覚がエチュードで見れなかった。もっとエチュードまでにちゃんとしないという意識を徹底するべき。

台本
1場ではじめて衝動で「ごめん」というセリフが言えた。それくらい相手役からエネルギーを感じたから。
それと前を向いてるので相手からとれる情報が聴覚だけになったことで集中力があがったというか思考してからセリフを喋った。キイチはこの台本においてみんなから何かを求められる。前を向くことは、それは相手役からしたら振り向かせるためのエネルギーに変わるのでやりやすいのかなと思った。明日もこれは続行。

通し、「前を向く」
最初のジョウジと最期のマキとのシーン
相手から確かな殺気を感じた。防衛本能と負けたくない気持ちで前をむかずに相手役に向き合った。あの殺気が本番も感じてみたいし自分も出したい。舞台で闘いたい。疾走感と聞くと「ここから」を思い出す。叫んでるだけにはならないようにしよう。省略して呼吸もなくて思考もせず大きな声を出すとあの時みたいになる。今はその違いがわかる。それと身体の力の入れ方が甘い。まだいける。下半身が攣るくらい力を入れても面白い。声だけでなく、力の入れ具合でもエネルギーは使える。本番まであと残りわずか。一歩も引かない!