第五回公演稽古日誌

稽古日誌2021年3月9日 広瀬ヒロ

🧡稽古前🧡

アップ
ストレッチ→腹筋背筋20回ずつ腕立て側筋10回ずつ→体幹6分30秒→発声

体幹、前まではお尻が上がっててもめちゃめちゃキツかったけど、最近はまあまあマシになってきた。
インナーマッスルも大事だけど、私は外側の圧倒的に筋肉量も少ないので筋トレ必須。

疲れにくい体を作る!

発声は全身を震わすことに意識。
お腹の下側に押すと音に膨らみが出る感じがする。

🧡稽古🧡

前回のリフレッシュ日、
夜に稽古場に参加した。

はっしーとたいほーくんと稽古した。

その前日の他の場所でのレッスンの際に、
相手に伝える丁寧さ(アクショニング)を意識。

ただ、そこではアクショニングに意識というより、
アクショニングを“出す”ということに全振りしてしまった。

目的:助けてもらいたい→狂ってたら同情で助けてくれるのでは?→気持ち悪がらせよう!

結果として、気持ち悪がらせるに意識が向かってしまって、助けてもらうという大筋を忘れてしまっていた。

アクショニングを“出す”という自意識に向かうと、
相手を放ったらかしにして、1人で完結させてしまう。

その前提があってからの稽古。

1回目。
めちゃくちゃ悩んでしまって、
結局落ち着いてしまった。
相手に何かをしているようで何もしていない。
淡々と買取作業をしている英二を変えようとしていない。

インターバル。
英二と涼太のシーン。

2人が話しているときに、
感情が膨らんで、
千夏の感情が膨らむ起点を見つけた。

いつもは流れて読んでしまっている部分だった。

2回目。
余計なことは考えずに、
ただ1つのことに集中。

変えよう変えようと思っていなくても
声色は変わる。

ココが説明難しいところなんだけど、
声色変わるという意識はしている。

だけど、いつものような意識では無い。

相手の反応を見てから、変えるという意識。

演出の森本くんの条件がハマったと、
今気付いた。

「キレるということだけに集中して」の後に付け加えられた、「相手が自分の話聞いてくれないと思ったときだけキレて」

その言葉で、相手の反応を見るようになった。
相手の反応を見てからの声色が変わるという意識。

意識していないわけではない。

まとめると、
頭で考えすぎるから、稽古でやることを絞る。
今、私は迷わないためにやっていたアクショニングで迷っている。
この絞るモノを探すために、家で考え稽古場で試す。

例)
◯〜したいから、査定を完璧にこなす
◯好きだから近づく

結果だけを見ずに、過程も見る。
自分の中で意図を見つける。

声色が自然に変わる≒音を変える意識→アクショニングが生きる→頭でやらないように<意識の分散>

この<意識の分散>が圧倒的に課題。
みのりかリズムでも、
私はできているようで相手を見ていない。
私はみのりかリズムでは、
省略できる部分が生まれたとき、
自分が生き残ることしか考えていない。

まだ相手を陥れることができない。
=しようとしたら自分が脱落する笑

ここで遊べるようになったら、
お芝居でももっと意識を分散させることができるのだな。

🧡おまけ1🧡

魅せる意識とは「(自分が)こう見せたい」ではなく、
「私は〜したいねん」という相手に伝える意識。

そうすると観客にも伝わる。

🧡おまけ2🧡

アクショニングという共通言語、
共通言語だからこそ、
「こうすれば、相手に伝わるやろ」という怠慢。
信頼ではなく、セーブ状態に入る。

私が、
アクショニングということを知らない人とやるときのほうが、比較的セーブが入らない理由はこの辺にあると思う。