稽古日誌

☆稽古日誌6月27日☆

見学者さん、現る!

昨日は、稽古場に「入団希望」の見学者さんが来られました!

稽古の様子を見てもらったり、実際に参加してもらったりしました。

そして、入団することが決まりました!

新しい仲間が増えました。

また舞台でお目に掛かることもあると思いますので、皆様応援よろしくお願いいたします!

脚本分析(昼の部)

新たな目的を発見した俳優:池田壱生

昨日は、夜の部だけではなくて、お昼の部も稽古がありました!

俳優の池田くんと約3時間に及ぶ脚本分析を一緒にしました。

主に、「全体の目的」の考え方、そして「シーンの目的」の考え方を説明して

それを実際に一緒に考えていくというワークをしました。

ワークを行っていく中で、池田くんと沢山お話をすることができて

彼の、次なる目的を一緒に発見することが出来ました。

その目的を達成するために、作品を一緒に作っていきます。

インナーオブジェクト(夜の部)

夜の稽古毎日行っている「座学」の時間で、「インナーオブジェクト」についてお話をしました。

インナーオブジェクトとは何か?簡単に説明すると「頭の中に流れる映像」です。

私たちは、日常生活で会話をしている時に、自分が話している言葉、相手の話を聞いている時に

言葉に関連した「映像」が頭の中に流れます。

例えば、海の話をしている時に、あなたの頭の中にはどんな「海」の映像が流れていますか?

僕の場合は、「奄美大島」の海の映像が流れてきます。

会話の「話す・聞く」というのは、言葉に関連した映像が流れている状態です。

台詞を思い出すので精一杯とか「うまくやろう」「ちゃんとしよう」と考えて

台詞を聞いたり、話したりするのは、日常生活の会話と比べて違和感があります。

観ているお客様は、その違和感に気づいてしまうのです。

演劇のことを知っている人でも、知らない人でも

日常生活で誰かと話すということは、数えきれないほどしてきているからです。

なので、演技の過程の①理解と②解釈の部分で、どんな映像が流れるのかを

考えてみましょう。そして、③創造の時に、稽古場で実際に流れるかを試してみましょう!

というお話を昨日はしました。

もし、もっと本格的に知りたい方はこちらの本を購入して読んでみてください。

他にも様々なテーマが載っているので、参考になるかと思います。