稽古日誌

☆神田まい・稽古日誌2025年1月31日☆

俳優:神田まい

コンテンポラリー

◯要素の分解に慣れてきて身体を動かす速さは上がってきている

→ここ数日で要素分解を1番に取り組んできたから頭の情報処理とそれを身体で実行する速さは早まった

→外的への意識がほぼだった →内的(動きの理由)への意識の割合を増やす

→音楽に重きを向けてみる

◯タスクのパターンが固定化される

→自分が普段使いがちな動作、同じようなタスクを選んでしまう

→普段自分が強く意識している要素が出やすい

→その結果、普段からの意識が弱い呼吸や表情の変化が抜け落ちる

→日常生活では無意識でしている

→呼吸と表情の変化は要素分解の中でワンポイントに入れる意識ではなくてずっと持ち続ける

◯立ち位置、体の角度が変わらない

→自分の意識の中に場所の移動と角度の変化が入っていなかった

1.場所と角度が変わらないとゲームの画面を見ているような芝居、立体感がない

→観客の目線が変わらない

→変化ないものは面白くない

2.自分のテリトリーが俳優ごとに決まっていて個々で動いている感じ

→相手をタスクのきっかけに含められていない

→相手の視界に自ら入っていく

→入ったら離れるって言う次の動作が生まれ連鎖していく

◯タスクの中断

→やってみた →タスクの止めとの違いがわかりにくい

→タスクを中断させようとしても、止めの時の感覚と自分の中で違いが明確にならなかった

→タスクを実行しようと思う時とやめようと思ってからの身体の動きの速さが同じ

→つまり、動きの速度が全部同じだと止めてから動きを再開したように見える

→タスクの中断には動作の緩急が必要だと思った タイポ稽古 シングルタスクの意識で

1.場所 2.距離 3.角度 4.台本の意識 をする

→場所と距離感を特に強く意識した →角度も変わりやすい

→全体感が見れる →相手に働きかけるを台詞以外でもしやすかった

◯腕の角度が一緒、腕の動きが死んでいる

→意識していないと台本を持っていない手のひらがずっとグーで腕は下向き

→指摘してもらうまで意識がなかった →腕の動きを使っていく

◯相手の話を聞く時に相手を覗き込む動作ばかり選択している

→毎回変化がない、自分が不安で相手の方に移動する、相手を見るを選びがち

→いかにも心配していますよって説明している芝居

→泥棒の抜き足差し足とやってること一緒

→安っぽい、リアルじゃない →相手に近づこうとしなくても相手に影響は与えられる

→相手を見なくても呼吸や表情、筋の緊張の変化で影響を与えられるのではないか