稽古日誌

【稽古日誌】2021/7/30 糸口ひかり

7/30 金曜日
アップ
発声は腹式呼吸でお腹に力を入れる。
声を出している時にお腹に置いてる手を跳ね返すイメージ。

マジカルバナナ、数字飛ばし
日常生活がしんどい時期はよく凡ミスを連発するが今日は調子が良い。
マジカルバナナはミス一回。
数字飛ばしも数回。
やっぱりメンタルの調子がいい日は視野が広い。

エチュード6シーン2セット
1時間もエチュードを繰り返したのは初めてで面白かった。
1回目は振られた指示に沿っていく。
ただ通常通りの会話にに少しずつ違和感を足していく。
自分はなんで死んだのだろう。どうして1人だけ生き残ったのだろう。どういう風に死んだんだろう。
台本がないからそういうところを自分で埋める。
自分の考えや周りの言動全てを情報として入れて噛み合わせていく。
周りの話を噛み砕いて自分の考えと繋いでこの作業が意外と難しかった。
最後打ち明けるタイミングは苦しかった。
事実を1人だけ知らない。その1人に事実を話す。
どう伝えようかしか考えてなかった。
喜多さんがいい感じに話を振ってくれてそれを使って話した。
2回目は1人が死んだ。
私は知らない体でいこうと決めた。
会話が弾む中で所々疑問が浮かぶ話し方が現れる。
全部は拾わずちょこちょこ疑問を話す。
喧嘩が始まり不穏な空気感になっていく。
この辺りからは単純に焦りだった。
なんで喧嘩してるんだろう。何をそんなに怒ってるの。私が知らない何かがあるのだろうか。
途中で耳を塞がれる。私が聞いてはいけない話がある。とても不安だった。
最後打ち明けられた時、何を言ってるのという感覚になった。終始怖かったなと。
2回を通して台本を持って今日の芝居をすることはすごく難しいんだろうなと思った。
台本を持った上で話す聞くをする。
台本の先読みをしない。これは課題である。
でも自分の全力で楽しもう。