第五回公演稽古日誌

稽古日誌2021年3月9日 辻合直澄

アップ、体幹、マジカルバナナ、エチュード、台本稽古

マジカルバナナ→久しぶりにヒヤヒヤしながらした。
状態悪くはない。
やはり自意識にいくとミスがでる

エチュード→お題にそった目的を設定するのがなかなか出来ない。
時間が限られてるのでどうしようと悩んだら取り返せない。
目的を決めるんではなくてすんなり降りてくる感覚がある。
身体先行で動いてる時。

台本→非常にいい稽古だった。アクショニングをしてるので何も持たずに舞台に上がると家で考えたことを思いだす。意識に余裕がある状態。何か一つやることを決める。下地作り。声色、音を意識して3場やってみた。感覚良かった。アクションを遂行するための声になった。

(例)驚かせる→大きな声を出す
みたいに全てのアクションを遂行するための声を意識してみた。
これは考えて脳ミソで芝居しているわけではなく、あくまで意識の分散。
頭でやるというのは面白くしようとか上手くみせようとかそういう自意識。舞台にたつと意識の分散ができなくなってしまう。
それは分散させるもの(リスト)がなかったからだと思った。
分散させるものを一つ決めるだけで迷いがなくなりアクショニングの効果がでる。
いい収穫!何を決定するかを試していこう。

英二とカスミのシーン。驚くほど良かった。芝居はもちろん音響と照明が重なってぐっと引き込まれた。みんなで劇を作る。まさにそれを感じた。いいシーンを見て、良かったと思ったのと悔しくなった。まだまだやれることはある。